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Studies of the state of iron contained in $$alpha$$ーand $$beta$$ーsilicon nitride by Moessbauer and Raman effects

メスバウアーおよびラマン効果による$$alpha$$$$beta$$窒化珪素中の鉄の状態の研究

佐藤 好毅; 元井 操一郎*

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高温材料として注目されているSi$$_{3}$$N$$_{4}$$の結晶生成は微量の鉄の存在によって大きく影響されるが、その理由は明らかでない。そこで鉄の状態をメスバウアーおよびラマン効果によって研究した。メスバウアー・スペクトルは$$beta$$では1重項と2重項からなり、$$alpha$$では磁気的超微細構造のものと2重項とからなる。これらは4Nと等価に共有結合した単独のFe$$^{3}$$$$^{+}$$と、超交換相互作用で強く結合した2Fe$$^{3}$$$$^{+}$$対による。Fe$$^{3}$$$$^{+}$$$$alpha$$では結晶生成の初期と後で導入した場合とではまったく異なる位置を占めるが、$$beta$$ではそれに無関係に同じ位置に入る。 $$A$$$$beta$$のスペクトルの相違は母体結晶の格子振動の差に帰固することがラマン・スペクトルから結論される。$$B$$のみメスバウア・スペクトルに顕著な時効が見られ、これは$$gamma$$線照射で消滅する。我々の熱処理過程におけるスペクトルの挙動から、この時効は格子点にあったFe$$^{3}$$$$^{+}$$が格子間に入り、そこでいくつかの等価なポテンシャル極小間を飛び移る結果としてよく説明される。

no abstracts in English

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