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乳化剤不在下の放射線乳化重合で得られたポリテトラフルオロエチレンラテックスの安定化機構とその安定性

Stability of polytetrafluoroetylene latex prepared by radiation-induced emulsifier-free emulsion polymerization

諏訪 武; 渡辺 光崇; 岡本 次郎; 町 末男

not registered; not registered; not registered; Machi, Sueo

このラテックス粒子表面は負の電荷を帯びており、$$xi$$電位のPH依存性と電導度滴定の結果からポリテトラフルオルエチレン(PTFE)粒子表面に酸が存在することが明らかとなった。重合反応機構から考えて、これらの酸はポリマー鎖末端に生成したカルボキシル基と粒子表面に吸着したフッ化水素(HF)であると推測される。ラテックス粒子の安定化は主に、これらの酸と水の放射線分解により生成したOH$$^{-}$$によるものと考えられる。疎水生粒子の分散安定性の理論(DLVO理論)に基づいて、このラテックス粒子間のポテンシャルエネルギー曲線を求め、実際に観察される現象と対比させたところ良く一致した。kcl濃度が1$$times$$10$$^{-}$$$$^{3}$$mole/l以下であれば、この曲線の山は50kT以上ある。またこのラテックスはポリマー濃度60wt%程度になっても凝集しない。このことはエネルギー曲線の結果とよく一致する。

no abstracts in English

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