検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

濃縮ウラン黒鉛減速炉心による高温ガス炉の炉物理実験; 臨界質量,制御棒の反応度価値および出力分布へ非均質性が及ぼす影響

Critical expuriment on enriched uranium graphite moderated cores

金子 義彦; 秋濃 藤義

not registered; Akino, Fujiyoshi

SHEにおいては、種々の格子形状および燃料濃度を有する20%濃縮ウラン黒鉛減速炉心を構成して臨界実験を進めて来た。この論文では、実験炉をはじめとする黒鉛減速高温ガス炉の炉心核設計の精度評価に有用な炉物理実験データを系統的にまとめた。炉物理実験データは臨界質量、動特性パラメータ、実験用制御棒の反応度価値ならびに実験用制御棒が中途挿入された炉心の中性子束分布よりなっている。また、格子を均質化して中性子の挙動を記述する均質化円柱モデルにより核データファイルENDF/B-111を使って実験解析を行った。このモデルに基づく群定数及び計算手法は均質装荷炉心に対してはかなり良い精度で実験値を予測しうるが、非均質炉心及び実験炉の模擬炉心の一部の炉物理量に対しては予測精度が若干低下することが認められた。この結果、分散型燃料を使用する黒鉛減速格子体系では、均質性が高いが、同時に半均質特性の評価が不可欠であることが指摘された。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.