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Radial distribution functions and bound electronic energy levels in hydrogen plasmas

水素プラズマ中の動径分布関数と電子の束縛エネルギー準位

千原 順三

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水素プラズマを、陽子電子の混合系として10$$^{1}$$$$^{8}$$,10$$^{2}$$$$^{0}$$,6$$times$$10$$^{2}$$$$^{0}$$,6$$times$$10$$^{2}$$$$^{1}$$固/cm$$^{3}$$の密度の場合、いくつかの10$$^{4}$$Kのオーダーの温度で、量子力学的なHNC方程式(QHNC)を用いて動径分布関数を計算した。陽子・電子の分布関数は、昔から古典的な取扱いでは発散を生じることが知られているが、この方法によるとQHNC方程式にともなうSchroedinger方程式を解くことで自動的にこの発散は防がれる。同時に水素プラズマ中における電子の陽子による束縛エネルギー準位も計算された。10$$^{1}$$$$^{8}$$,10$$^{2}$$$$^{0}$$,6$$times$$10$$^{2}$$$$^{0}$$,6$$times$$10$$^{2}$$$$^{1}$$個/cm$$^{3}$$の密度で各々3.3$$times$$10$$^{4}$$,4.8$$times$$10$$^{4}$$,5.4$$times$$10$$^{4}$$,5.9$$times$$10$$^{4}$$K近くで、水素分子の形成を示す山が陽子・陽子の相関関数に現れる。またプラズマのこの温度への接近は、電子の束縛エネルギーの変化が大きくなることで観測されることが予測される。低密度高温領域では、QHNC方程式からある条件の下に導かれる量子力学的Debye-Hiickel方程式で、束縛エネルギー準位・相関関数を、ともに正しく計算できることを示した。

no abstracts in English

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