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Vectorization for solving the neutron diffusion equation; Some numerical experiments

中性子拡散方程式の並列計算; -数値実験-

石黒 美佐子; 古志 裕司*

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拡散方程式の並列計算に関連して、特に処理の高速化が望まれる3次元問題を対象に研究する。3次元拡散コードにおいては、有限差分法を用いた場合には7点階差式で近似される中性子束計算、つまり「inner iteration」に大部分の計算時間が消費される。したがって、もしこの最もよく走行する部分がベクトル化できれば、並列計算能力を有効に利用できる。この論文でなされたことは、(1)7点階差式を、SOR、SLOR、改良SLOR、ADI、行列のブロック分解、サイクリック・リダクション法の6つの並列手法により数値実験し、その並列効果を測定する。 (2)拡散コードの並列計算について、原研で作成されたADCコードを例にして分析される。 この結果、7点解差式の解法には、ここで新しく提案された改良SLORが勝れていること、ADCコードの場合には、うまく行けば、その計算時間を30%程度に減らせることができることが判った。

no abstracts in English

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パーセンタイル:75.22

分野:Nuclear Science & Technology

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