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Theoretical analysis for accelerated two-phase flow; Vol.2,Two-phase critical flow condition and the flow variables

加速二相流の力学的解析,第2報; 二相臨界流の発生条件と流れの変数

岡崎 元昭

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前報で、小笠原の実験データとの比較によって求められた、相変化のある加速二相流の壁摩擦ならびに相間摩擦の係数を、さらに高圧あるいは高クオリティ領域の二相流の解析にも応用し、実験値との比較によってその適用性が良いことを示す。また、縮小拡大流路における解析も行ない、そこから一般的な二相臨界流発生条件を追求し、|dp/dz|$$rightarrow$$$$infty$$であるべきことを導いた。そして、その妥当性を基礎式を連立して得られる解について確認すると共に、臨界流発生条件における二相流れの変数間の関係を導いた。その結果から、臨界流発生点における圧力、クオリティが与えられると二相臨界流量が定まるというこれまでの説は誤りであり、臨界流に至る流れの履歴が関係することを明らかにした。さらに、これまでの理論の誤りの原因となっている点を明らかにした。

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