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通気砂層中における放射性核種の挙動; 担体濃度の影響

Behavior of radionuclides in aerated sand layer; Influence of carrier concentration

山本 忠利; 武部 愼一; 和達 嘉樹

Yamamoto, Tadatoshi; not registered; Wadachi, Yoshiki

通気砂層中における放射線核種の挙動を明らかにするため、カラム法による流下実験により、$$^{6}$$$$^{0}$$Co,$$^{8}$$$$^{5}$$Sr,$$^{1}$$$$^{3}$$$$^{7}$$Csの流出状況および移動状況に及ぼす影響を担体濃度について検討した。流出液体中の放射能比(流出比)は担体濃度が低い場合(10$$^{-}$$$$^{6}$$mol/l以下)には、ほぼ一定の小さな値になり、濃度が高い場合(10$$^{-}$$$$^{4}$$mol/l以上)には、流出液量の増加とともに大きくなった。砂層内の放射能比(吸着比)は担体濃度が低いとき砂層深度とともに指数関数的に急激に減少したが、濃度が高くなると穏やかな減少を示した。さらに、種々の担体濃度における、砂層表面に対する砂層中の放射能比が10分の1にあたる砂層深度d1/10(移動指標深度)の実験値は、拡散方程式により計算した値と比較的よく一致した。従って、このd1/10は$$^{8}$$$$^{5}$$Sr$$^{+}$$$$^{+}$$および$$^{1}$$$$^{3}$$$$^{7}$$Cs$$^{+}$$の陽イオン核種の砂層中移動予測に適用できるものと考えられる。

no abstracts in English

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