検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

ハステロイ-Xの高温における中性子照射脆化

Nutron irradiation-induced embrittlement in Hastelloy-X at elevated temperatures

渡辺 勝利; 小川 豊; 近藤 達男

not registered; Ogawa, Yutaka; Kondo, Tatsuo

中性子照射したハステロイーXの高温延性について試験温度、歪速度および熱中性子照射量依存性を調べた。(n,$$alpha$$)反応によるHe生成に関しては$$^{1}$$$$^{0}$$B(n,$$alpha$$)$$^{7}$$Li反応に加えて比較的近年になって発見された$$^{5}$$$$^{8}$$Ni(n,$$alpha$$)$$^{5}$$$$^{9}$$Ni(n,$$alpha$$)$$^{5}$$$$^{6}$$Fe反応にも着目して脆化との関係を検討した。得られた主な結果は次の通りである。(1)照射後延性の低下は歪速度の減少とともに、また1000$$^{circ}$$Cまでの範囲で試験温度の上昇とともにその傾向は強まった。(2)He脆化は低照射領域では$$^{1}$$$$^{0}$$Bの核変換によるHeによるが、高照射量になるにしたがってNi2段反応によるHeの効果が支配的となる。(3)10$$^{2}$$$$^{2}$$n/cm$$^{2}$$の照射量に達すると、破断伸びは900$$^{circ}$$Cにおいては約3.5%以下、1000$$^{circ}$$Cにおいては約1.5%以下となることが予測された。(4)延性低下のしきい照射量は900$$^{circ}$$Cにおいては6$$times$$10$$^{1}$$$$^{6}$$n/cm$$^{2}$$、1000$$^{circ}$$Cにおいては2$$times$$10$$^{1}$$$$^{6}$$n/cm$$^{2}$$、またそれぞれのしきいHe量(原子比)は9.4$$times$$10$$^{-}$$$$^{1}$$$$^{0}$$および3.2$$times$$10$$^{-}$$$$^{1}$$$$^{0}$$となることが予測された。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.