Ni基耐熱合金のヘリウム中の高温酸化におよぼすMn,Siの影響

Influence of Mn and Si on high temperature of Nickel-base heat resistant alloys in simulated VHTR helium environments.

1000 $^{circ}$ Cの高温ガス炉の冷却材近似のヘリウム中でハステロイX合金の耐酸化性におよぼすMu、Si含有量の影響を調べた。低酸化ポテンシャルで特色づけられるこのような雰囲気中では両元素は酸化速度と被膜の密着性に重要な影響をおよぼすことがわかたった。以下に得られた結果を述べる。1)Mnに関してはMn含有量が1.32%までのところMu含有量が多いほど耐酸化性が良くなる。Mu含有量の増加にともなってCr $_{2}$ O $_{3}$ の外側に形成されるMnCr $_{2}$ O $_{4}$ のスピネル酸化層の占める割合が増し、合体としては被膜の厚さは薄くなる。2)Siの添加の場合もMuの効果と同様に、1.02%までSi含有量の増加にともなって耐酸化性が良くなる。しかし被膜の密着性は0.3%程度がもっとも良く、それより多くても少なくても被膜のはく離感受性が増す。

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使用言語	:	Japanese
掲載資料名	:	鉄と鋼
巻	:	10
号	:
ページ数	:	p.150 - 159
発行年月	:	1982/00
発表会議名	:
開催年月	:
開催都市	:
開催国	:
キーワード	:	VHTR; 高温酸化; ハステロイX; 耐熱材料

特許データ	:
PDF	:

論文URL	:	http://joi.jlc.jst.go.jp/JST.Journalarchive/tetsutohagane1955/68.10_1628
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登録番号 : A19811284
抄録集掲載番号 :
論文投稿番号 : 6403

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