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Effect of fuel pellet eccentricity with the cladding on fuel rod thermal behavior under a reactivity initiated accident condition

被覆管内におけるUO$$_{2}$$ペレットの偏りが反応度事故時における燃料棒の熱的挙動に及ぼす影響

柳原 敏; 塩沢 周策; 斎藤 伸三

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反応度事故条件下における燃料挙動の解明がNSRRにおいて進められている。実験の結果、UO$$_{2}$$ペレットの偏心のために、被覆管温度が円周方向において異なっていることが判明した。この温度差は180°方向に取り付けた2本の熱電対による測定結果では、必ずしも最大の温度差を表してはいないが、測定可能な範囲内で最大150$$^{circ}$$Cであった。他方、照射実験後、酸化膜厚さから温度差を推定した結果では、290cal/g・UO$$_{2}$$までの発熱量条件において最大350$$^{circ}$$Cであった。又、簡単な計算により、最大限UO$$_{2}$$ペレットが偏心した燃料棒において被覆管の円周方向の温度差を評価すると、260cal/g・UO$$_{2}$$の発熱量において最大350$$^{circ}$$Cの温度差が出来ることが分った。このUO$$_{2}$$ペレット偏心の影響は、反形、溶融等にも現れており、UO$$_{2}$$ペレットの偏心が燃料棒の破損にも影響を及ぼしている。

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