検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

Extraction of pentavalent neptunium with di-isodecyl phosphoric acid

高レベル廃液からの長寿命核種群分離プロセスの開発; ジイソデシルリン酸によるV価のネプツニウムの抽出

森田 泰治  ; 久保田 益充

not registered; not registered

ネプツニウムは、高レベル廃棄物の処理処分上最も重要な元素と考えられるようになっており、現在その分離法の開発が進められている。これまでに、DIDPAを用いればV価のNpを抽出できることを見い出していたが、その抽出機構は不明であった。本研究では、有機相中でのNpの原子価を調べることにより、Np(V)の不均化反応が関与していることが確認された。Np(V)とDIDPAとのInteraction及び不均化反応の2段階で抽出が進んでいるものと考えられる。さらに本研究では、抽出プロセス開発の基礎となる抽出速度に対する検討を行い、その結果抽出反応の次数が1より大きく、抽出速度がNpの濃度にも依存することがわかった。また抽出速度はDIDPAの濃度に大きく影響されることがわかり、抽出器内の錯体を作っていないDIDPAの濃度分布を知ることが重要であることが指摘された。他に硝酸濃度、温度に対する依存性についても調べられた。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

パーセンタイル:92.34

分野:Nuclear Science & Technology

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.