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Exciton-model approach to fast-particle emission in heavy-ion collisions

エキシトン模型による高速粒子放出の計算; 動くソース模型への方法

岩本 昭

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重イオン反応で多数観測される高エネルギーの軽粒子は謂ゆる蒸発模型では説明がつかず、現象論的な動くソースによる解析が良い結果を与えている。この模型はソースの速度と温度という2つの任意パラメータを含み、その物理的な理解は進んでいない。我々はエキシトン模型の立場からこの問題に取組んだ。初期条件としてクーロン障壁での核子のフェルミ運動と重イオンの相対運動を結合して、又エキシトン模型にエキシトンの運動量を新しい変数として取入れるように拡張して角分布を出すよう定式化した。数値計算を核子当り10~20MeVの入射エネルギーの6種類の反応に対して行ない、放出陽子の2重微分断面積を計算したところ、実験値を良く再現できた。これは動くソース模型を基礎ずける1つの模型になっていると思われる。

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分野:Physics, Nuclear

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