検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

Distribution of $$gamma$$ and cosmic ray exposure rates in a 12-storied concrete building

12階建コンクリートビル内における$$gamma$$線および宇宙線線量率分布

長岡 鋭

not registered

純Ge検出器、NaI(Tl)シンチレーション検出器、高圧電離箱による同時測定を行い、12階建コンクリートビル内における$$gamma$$線及び宇宙線線量率の一般的分布パターンを明らかにした。一般に窓からの距離が長くなるほど$$gamma$$線線量率は上昇し宇宙線線量率は下降する。窓から十分離れると両者とも飽和値を示した。一方ビル内での高度分布は、$$gamma$$線線量率は階や部屋毎に全く無系統的な値を示した。これは室内$$gamma$$線線源の主なものである壁材や床材の違い、構造の違いによるものである。また宇宙線線量率は屋上近くで比較的大きく変化し、階下になるほど徐々に下がる傾向を示した。これは上階部及び屋上の床材により宇宙線中の低エネルギー成分が急激に吸収されたからである。これらの分布パターンは、今後行う屋内線量率測定評価に有用な情報を与えるものである。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

パーセンタイル:60.01

分野:Environmental Sciences

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.