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低エネルギー電子線照射における線量評価の現状と問題点

Present status of dosimetric techniqueson radiation processing using low energy electron accelerators

須永 博美; 田中 隆一

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最近の放射線プロセシングでは150~300kV程度の電圧で電子加速を行う。いわゆる低エネルギー電子加速器を用いたものの進展が目ざましい。放射線利用において共通基盤技術である吸収線量の評価法の現状および問題点について、この低エネルギー電子線の場合について述べる。低エネルギー電子線は飛程が短かく、線量の絶対測定が難しいということが線量評価における特徴であり、現状では、二次線量計である薄いプラスチックフィルム線量計により測定が行われている。また計算で線量を求める方法についても検討が進められている。線量評価における問題点としては、線量を試料の深さ方向のどの位置の値で示したらよいのか統一されていないこと、使用されている線量計に特性上の問題があることなどが挙げられる。線量の同一評価基準を確立するには評価法や線量計の校正法をマニュアル化することが有用と思われる。

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