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抗凝固剤としてEDTA-2Kを用いたヒトの末梢血リンパ球の培養法

The culture method of human peripheral lymphocytes treated with an anticoagulant,EDTA-2K

井上 義教

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血液検査に使用後の残血を放射線誘発染色体異常の観察および一般の染色体検査に利用できれば便利である。しかし、電離放射線障害防止規則にもとずいて行われる血液検査では血液抗凝固剤としてEDTA-2Kが使用されている。EDTAはPHA刺激リンパ球形態転換を阻害する作用を有する。しかし、Ca,Zn,Feの3金属イオンを試料血液中で一定の濃度になるように添加すると、EDTAの阻害作用は除去され、リンパ球は分裂するようになることが知られている。そこで血液抗凝固剤としてEDTAが使用されたリンパ球の培養法を求める実験を行ない、試料血液中のCa、Zn、Feイオンのモル濃度がEDTAのモル濃度(2.7mM)のそれぞれ3倍(8.1mM)、0.4倍(1.1mM)、0.25倍(680mM)になるように、これらの金属イオンを添加して培養した場合、良好な結果を得た。

no abstracts in English

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