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大型真空容器のリーク探知法の基礎実験

Preliminary experiment on leak detection of large vacuum vessel

廣木 成治 ; 小原 建治郎; 阿部 哲也 ; 村上 義夫

Hiroki, S.; not registered; not registered; Murakami, Yoshio

JT-60の真空容器は、内容積が約200m$$^{3}$$、内部には、リミタ、ライナ等が設置される。このように大型かつ複雑な真空容器にリークが発生した場合、従来のリーク探知法でリーク箇所を探知することはきわめて困難となる。そこでわれわれは、特にプローブガスを使用せず、リーク箇所を真空容器の内側から探知する手法を確立するための基礎実験を開始した。実験は、容器本体のポートの一部に模擬リークを取付け、乾燥空気を導入した。指向性センサとして電離真空計にタンタル製の細管とカバーを取付けた。そして、これを真空用マニピュレータの先端に固定し、リーク源付近で走査させ、センサ内圧力変化からリーク量及びリーク箇所を探知した。現状のシステムで、バックグランド圧力が1$$times$$10$$^{-}$$$$^{7}$$Torr程度で、10$$^{-}$$$$^{8}$$Torr・l/sec 台のリークを探知できた。今後の課題として、装置の小型化、高感度ガスセンサの開発などがあげられる。

no abstracts in English

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