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A Phenomenological theory for ductility loss of neutron irradiated iron and iron alloys

中性子照射した鉄および鉄合金の延性低下の現象論

井形 直弘*; 渡辺 勝利

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中性子照射脆化は原子炉構造材料における重要な研究課題である。著者らはこれまでに材料の低温における照射にもとづく延性低下について一連の研究を行い、その結果均一伸びと加工硬化指数との関係ならびに合金元素の効果を明らかにした。本研究では中性子照射した鉄および鉄合金の延性劣化について、現象論的観点からその支配因子を明らかにすることを試みたものである。用いた試料はFe-N,Fe-Mo-N,Fe-Cu-Nの三種である。照射条件は速中性子照射量3$$times$$10$$^{1}$$$$^{9}$$n/cm$$^{2}$$、照射温度60$$^{circ}$$Cとした。また引張試験条件は室温にて歪速度3.47$$times$$10$$^{-}$$$$^{4}$$~1.39$$times$$10$$^{-}$$$$^{3}$$sec$$^{-}$$$$^{1}$$とした。得られた結果の主なものは次の通りである、(1)照射により歪速度感受性指数は減少し、これに伴い局所伸びも低下する。(2)照射後n値、m値の低下は照射に基づく摩擦力の増加と関係がある。(3)照射脆化は摩擦力の増加、すなわち複合欠陥の形成にもとづく照射硬化によって主として支配される。

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