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Storage krypton-85 by adsorption method

krypton-85の吸着貯蔵

山本 忠利; 津久井 公平; 大塚 徳勝

Yamamoto, Tadatoshi; not registered; not registered

吸着材を用いた常温常圧下における$$^{8}$$$$^{5}$$Kr貯蔵法について基礎的検討を加えた後、長時間(38日間)の$$^{8}$$$$^{5}$$Kr貯蔵試験を実施し、本貯蔵法の安全性を実証した。天然Krによる基礎実験で採りあげた吸着材の中で、最も吸着量の大きいものは、モレキュラーシーブスではAW-500(16.4ccSTP/g)、活性炭ではツルミ製のHC-30E(33.2ccSTP/g)であった。Krの吸着量はPbの添加および10$$^{5}$$Mradの照射により僅かに低下した。共存ガスとしての空気とXeの影響度を比較すると、Xeの影響は空気のそれより大きかった。さらに、100Ciの$$^{8}$$$$^{5}$$Krを貯蔵した容器内の圧力は$$pm$$4%変動し、$$^{8}$$$$^{5}$$Krリークレートは10$$^{-}$$$$^{1}$$$$^{2}$$cc・atm/secオーダであった。また、崩壊による発熱は問題にならないことが分った。このことから、本貯蔵法は$$^{8}$$$$^{5}$$Krを長期にわたって安全に貯蔵できることが明らかとなった。

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分野:Nuclear Science & Technology

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