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The Effect of coexistent gases during fission fragment irradiation on track etching in polyvinylidene fluoride film

ポリフッ化ビニリデンフィルムのトラックエッチングに及ぼす照射中共存ガスの効果

古牧 睦英; 大津 仁

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我々は、ポリフッ化ビニリデン膜にFFトラックを形成せしめ、エッチングによる多孔膜化を研究してきた。この際、エッチング時間の短縮化を計るため、照射中活性ガスを共存させ、孔径拡大に及ぼす効果を調べた。このような効果をフッ素樹脂について調べた例は見当たらない。O$$_{2}$$とNO共存では真空雰囲気照射と比べて、エッチング速度は増大し、N$$_{2}$$では変わらず、SO$$_{2}$$とNH$$_{3}$$では減少することが分かった。孔径は孔を通るガス流速と、電顕写真測定から調べられた。O$$_{2}$$とNOでは、酸化生成物が形成され、真空やNH$$_{3}$$では架橋のため、特にNH$$_{3}$$の時大きく、また吸着量の大きいSO$$_{2}$$は、トラック内で酸性化し、アルカリを中和するためと推論された。エッチング速度の共存ガス効果は、トラックの写真像とよく一致することが認められた。

no abstracts in English

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