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体内放射能測定

Body radioactivity measurements

村主 進

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保健物理学の立場より体内の放射能を測定する場合、人体の自然放射能を検出できるまでの感度が要求される。このために用いられる測定器はWhole Body Counter または Human Counter と呼ばれる。Whole Body Counter の初期のものの歴史は割合に古く、1929年 Schlundt 氏らが1~2lの容積を持つ電離箱を用いてラヂウムの身体負荷量を測定したのが最初であるが、これはラヂウム約5$$mu$$gの検出感度しかないものであった。最近になって1955年 Argonne 国立研究所のC.E.Miller 氏らが大型 Nal と20cm厚の鉄遮蔽を用いた Whole Body Counter を開発し、少し遅れてE.C.Anderson 氏らが液体シンチレータを用いたものを開発して以来、検出感度が向上し、原子炉の利用の進展とともに、世界各国で Whole Body Counter の研究が盛んになった。Whole Body Counter の解説は多数出版されているので、ここではなるべくこれらと重複しないようにして、原研のヒューマン・カウンタを設計する際に用いた基礎データの解説を主とし、低レベル$$gamma$$線計測について述べる。これらのデータは一般の低レベル$$gamma$$鎔計測にも役立つであろう。

no abstracts in English

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