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熱中性子放射化における中性子しゃへい効果

Studies on neutron shielding of metals in thermal neutron activation

亀本 雄一郎; 小野田 儀弘*

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中性子吸収断面積と中性子しゃへいがあらわれはじめる試料の量との間の関係を求めるために、いくらかの実験を行なった。程々の量の試料を原子炉中で同時に中性子照射し、照射後試料を溶解し、試料の大きさによる比放射能の変動をこの溶液の放射能から検討した。比放射能が質量「0」の値より10%減少する試料の質量(Mg)を図上で求めた。この質量Mgを中性子しゃへいの効果のあらわれる試料の大きさと考えた。金属塊試料の実験結果としてMgと元素の中性子吸収断面積(Nbarn)との間につぎのような概略の関係が見いだされた。N$$times$$M/資料の原子量=0.02~0.04 またカプセル中の熱中性子束の均一性をモニターとして金を用いて検討した。種々な位置に7個の金試料を入れたカプセルをJRR-1原子炉の実験孔No.16で照射した。照射後各試料の比放射能を求め、その偏差が$$pm$$2%以内であることがわかった。この結果はカプセル中の中性子束の均一性が満足すべき状態であることを示している。

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