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ぬれ性についての研究,1

Apparatus and sunface tension on Sn-Pb alloy system

藤村 理人; 中崎 長三郎

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溶接またはろう付けにおいて、溶着性、作業性などを決定する因子として溶加材(またはろう材)のぬれがきわめて重要であることは既にいくつかの研究で明らかにされている。この溶加材のぬ性は溶加材の表面張力(フラックスを使用する場合はフラックスと溶加材間の界面張力)および溶加材と母金属間の界面張力、溶加材の流れなどのいくつかの因子にわけて考えることができる(溶加材と母金属間に化学反応を生ずる場合は別にこの化学反応について考慮する必要がある)。著者らはこのようなぬ性に関するいくつかの因子について解析的に研究を進めることを目的として本研究を計画した。本報告では著者らの試作した表面張力(界面張力)測定装置)ぬれ試験装置)の詳細および同装置によって測定したPb-Sn系合金の表面張力を従来の測定結果に対比して検討した結果を報告する。

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