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トリウムからウランの抽出分離及びアルセナゾIIIによるウランの光度定量

Separation of uranium from thorium by trijso-octylamine extraction and photometric determination of uranium with Arsenazo III.

大西 寛; 樋田 行雄

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アルセナゾIIIはウランに対する高感度の比色試薬であるが、トリウムおよびジルコニウムも同様に反応する。また、発色前のウラン(VI)の還元についても問題があることが報告されている。著者らは亜鉛による還元を検討し、よい結果を得た。トリウムおよびジルコニウムからウランを分離するために、5M塩酸溶液からトリイソオクチルアミン(以下、TIOAと略記)のキシレン溶液によりウランを抽出し、次に0.5M塩酸でウランを逆抽出した。この抽出、逆抽出をもう1回くり返した。水相を蒸発乾固後残分を塩酸に溶解し、亜鉛を加えウランを還元した。伴ってくる可能性のある少量のジルコニウムをシュウ酸でマスクし、アルセナゾIIIを加え発色、吸光度を測定した。この方法によって、トリウムまたはジルコニウム10mgの共存において、ウラン20$$mu$$gを正確に定量することができた。

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