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オキシン抽出分離-アルセナゾIII光度法による微量ウランの定量

8-quinolinol extraction and spectrophotometric determination of uranium with arsenazo III

本島 健次; 山本 忠史; 加藤 義春

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ウランのアルセナゾIIIによる光度定量法を検討確立した。ついでこの方法の妨害を除去するために、オキシン抽出分離について検討した。pH6.0~6.5においてウラン-オキシン錯体をクロロホルムに抽出し、ついで一定量のアルセナゾIII-過塩素酸溶液で逆抽出し、水相の660m$$mu$$の吸光度を測定し、検量線よりウランを定量する。最終溶液においてウラン0~2.0$$mu$$g/mlの範囲でベールの法則が成立し、定量感度は0.2$$mu$$g/mlである。アルセナゾIIIと反応しやすいトリウム、希土類元素、ジルコニウムはオキシン抽出分離の際、EDTAによってマスキングされ、妨害とならない。本法は従来行なわれている4価ウランのアルセナゾIII発色に比べてモル吸光係数は小さいが、分離の際濃縮も行なわれ、また還元操作を必要とせず、迅速かつ正確に微量ウランを定量できる。

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