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積分量の感度係数と一般化摂動法

Sensitivity Coefficient of Integral Data and Generalized Perturbation Method

三谷 浩; 黒井 英雄

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群定数修正では種々の積分量の感度係数を用いねばならないが、これを計算する方法について述べる。通常は摂動論による方法が用いられている。臨界量或は実効増倍率に対しては従来から用いられている摂動論が適用出来る。しかし反応率の比、反応度価値及びその比に対してはUsachev、Gandiniによって与えられた一般化摂動法を用いねばならない。この方法では任意の物理量に対する世代別のインポータンスが主役を占めている。これはインポータンスが従う方程式を積分方程式に変換し、Neumann級数展開で求める時の級数の各項に対応していることを示す。次にUsachevの理論を非均質系に応用し、摂動の領域から領域への伝播は非常に興味ある過程を含んでいることを明らかにする。又Usachevの公式と全く同じものを摂動系と無摂動系の中性子束の差を直接直交函数で展開することにより求め両方法の得失を論じる。最後に群定数修正で用いる積分測定量の感度係数の具体的な数値例を与える。

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