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原子炉構造物の振動,II-12; INTERLUDE-1: モード展開法による多質点系の地震応答解析コード

Vibration of Reactor Structure, Part II-12; INTERLUDE-1: Seismic Response Analysis Code

幾島 毅

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原子炉構造物の地震応答解析のための計算コードINTERLUDE-1を開発した。この計算コードでは、構造物を多質点系として取扱っている。この計算コードの特徴はつぎのとおりである。(1)振動形式としてはせん断形、曲げ形およびそれらの合成のうち任意のものを取扱うことができる。(2)地震波については任意のものを取扱うことができる。(3)数値解法はモード展開法によった。(4)計算、プロットおよび結果の出力については時間間隔を任意に変更することができる。それ故、計算精度を確保しながら計算時間の節約が出来る。(5)計算結果のプロッ卜のためのサブ・ルーチンがこの計算コードに付け加えられているので、結果をプロッタによって表示することができる。この計算コードはFORTRAN IVによって書かれており計算機FACOM230-60が対象機種とされている。応答計算時間は5質点でステップ数1500の場合、1ステップ当り約1.0~2.0秒である。

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