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高速炉核計算における2次元拡散計算法の検討

Evoluation of Two-Demensional Numerical Calculation Used in Fast Reactor Neutronics

関 泰; 大杉 俊隆; 飯島 進

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高速炉の核計算において主に用いられている階差方程式を解く型の2次元拡散コードの信頼性をいくつかの数値計算例に基づいて評価した。その結果、2次元拡散コードを用いて計算される実効増倍率は中性子束の勾配の大きい領域の空間メッシュ巾の切り方に強く依存することが明らかになった。また2次元拡散計算では実際の高速炉体系を2次元化した体系を用いて計算するために、2次元RZ計算では形状模擬により、また2次元XY計算では軸方向バックリング近似により計算された実効増倍率に誤差が生じる。この2通りの誤差が単純に加算された形で1次元円柱計算に生ずるものと仮定してそれぞれの誤差を求めて、逆に3次元XYZ計算の実効増倍率を推定した。この結果より2次元拡散コードは一般に実効増倍率を体系の2次元化により過大評価することがわかった。

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