検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

塩化白金酸を用いる放射性セシウムの分離法; 主としてBWRプラントの破損燃料検出に適用するための検討

A Method for Separation of Radiocesium by Using H$$_{2}$$PtCl$$_{6}$$-Application of the Proposed Method to the Detection of a Leaker Fuel Assembly in BWR Plants

石渡 名澄

not registered

BWRプラントにおいては、使用中の燃料体よりのFP漏洩を最終的に確認するため、プール水中で検査対象の燃料体を封入容器内に一定時間密封し、その封入容器内の水相に放出された放射性ヨウ素を測定している。筆者は測定対象のFPとして放射性Csを併せて取り上げるならばFP漏洩の判定の確度をより向上できると考え、このような試料系中の放射性Csの分離のために塩化白金酸を適用する方法を検討した。確立し得た方法の概要をつぎに記す。 採取した試水を炉過処理し、塩酸およびCs担体を加えてから蒸発操作によりその体積を縮小する。試料溶液中に10mg以上のUを含む場合には、TBP-CHCL$$_{3}$$抽出によりUを除去する。Fe、Ce、Zrの水酸化物によりスカベンジングしたのちに塩化白金酸を加え、pH約10において塩化白金酸セシウムの沈殿を生成させる。塩化白金酸セシウムから調製した試料の$$gamma$$スペクトルにより放射性Csを測定する。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.