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濡壁式エチレン放射線重合開発試験装置で製造したポリエチレンスラリーの微粉末化; とくにスラリーの処理条件と比表面積の関係について

Production of Polyethylene Powder from It's Slurry Formed in Wet Wall Type Pilot Plant of Radiation Polymerization; Effect of Conditions Drying Slurry on Specific Surface Area of Polyethylene Powder

須郷 高信; 武久 正昭; 町 末男

not registered; Takehisa, Masaaki; Machi, Sueo

濡壁式エチレン重合開発試験装置による放射線重合ポリエチレンの製造においてスラリーからの水と第3ブチルアルコールの除去方法が、ポリエチレンの形態および比表面積に与える影響について検討した。比表面積の大きい粉末状ポリエチレンを得るために最も重要な条件は、(1)ポリエチレンに含有されている第3ブタノールを水で置換除去してから乾燥すること、(2)脱ブタノールおよび乾燥工程を出来るだけ低温で行うことである事が明らかになった。検討した具体的方法は、(1)スラリーを85~98$$^{circ}$$Cで加熱蒸留して第3ブタノールを除去した後、ポリエチレンを濾別して乾燥する。(2)スラリーを水で50倍に希釈した後、高速撹拌下で第3ブタノールを抽出し、濾別して乾燥する。(1)の方法で得られるポリエチレンの比表面積は、40~70m$$^{2}$$/g、(2)の方法の場合は60~100m$$^{2}$$/gであり、いずれも市販のポリエチレン粉末の比表面積に比べて著しく大きい値であった。

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