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核分裂片照射によるエタン-アンモニア混合系の放射線分解

Radiolysis of the Ethane-Ammonia Mixture by Fission Fragments

清水 三郎; 池添 康正; 佐藤 章一; 小林 敏明; 中島 隼人

Shimizu, Saburo; Ikezoe, Yasumasa; not registered; not registered; Nakajima, Hayato

核分裂片の化学反応系に対する照射効果を明らかにするための、主要生成物エチルアミンに着目しつつエタン-アンモニア混合系の放射線分解に関する研究を行った。反応圧力が1から14気圧の範囲では生成物の収率に対する核分裂片の特別な効果は観察できなかった。核分裂片の飛跡の構造模型に従って飛跡内での反応を検討した結果、$$gamma$$線照射の場合と同様な反応が進行していることが明かとなった。G(C$$_{2}$$H$$_{5}$$NH$$_{2}$$)とG(n-C$$_{4}$$H$$_{1}$$$$_{0}$$)の反応圧力依存性の結果はエチルアミンがイオン的な機構により生成することを裏付けるものである。酸加窒素添加系ではG(C$$_{2}$$H$$_{5}$$NH$$_{2}$$)が増加する現象を観察した。又、酸化窒素添加系ではG(C$$_{2}$$H$$_{5}$$NH$$_{2}$$)とG(n-C$$_{4}$$H$$_{1}$$$$_{0}$$)に対する線質の効果が認められたが、単純にLETの相違によっては説明できず、核分裂片の初期過程に及ぼす効果をも考慮すべきことを示唆するものと考えられる。

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