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Studies on preparation of phosphorus-32

リン-32の製造研究

木村 健二郎*; 石森 富太郎; 吉原 賢二; 中村 治人

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中性子を照射したイオウのCS$$_{2}$$溶液をアンモニア水と振りまぜると、多量のイオウターゲットからよういに定量的に$$^{3}$$$$^{2}$$Pが分離される。酸溶液による抽出では収率が低い。イオウの溶媒としてプロもフィルムもあるが、イオウの溶解度が小さいので適当でない。抽出液から$$^{3}$$$$^{P}$$をイオン交換法、または溶媒抽出法により精製する。イオン交換法では、$$^{3}$$$$^{2}$$Pを正リン酸として陰イオン交換樹脂(ダイヤイオンSA100)に吸着させ、0.05NHCIで溶離し、溶離液の最初の部分のみをとって製品とする。多量のイオウを処理する場合には、あらかじめ陽イオン交換樹脂により不純物を除く必要がある。溶媒抽出では少量のモリブデン酸アンモニウムを加え、抽出液を酸性にして酢酸ブチルで2回抽出する。そして$$^{3}$$$$^{2}$$Pを水で逆抽出する。$$^{3}$$$$^{2}$$Pの精製法としては、イオン交換法が抽出法よりすぐれている。CS$$_{2}$$-アンモニア抽出ののち、イオン交換精製を行うと、$$^{3}$$$$^{2}$$Pの収率は92%で、放射科学的純度は良好であった。 CS$$_{2}$$は可燃性であるので、安全のため次の処理が必要である。

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