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放射性降下物の空気中濃度変化とその呼吸による線量評価

Estimation of Dose by Inhalation and Monthly Concentration in Air of Fallout

笠井 篤

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原子力施設周辺における放射能監視の一つに、核爆発実験による放射性降下物(fallout)を明確に評価しておく必要がある。一方それによってうける線量を評価することは、国民線量を推定する上にもまた必要である。1961年9月に核爆発実験が再開され、それによる空気中の放射能の独活に上昇した。その1961年から1964年末までの、空気中の$$^{9}$$$$^{5}$$Zr-$$^{9}$$$$^{5}$$Nb,$$^{1}$$$$^{3}$$$$^{7}$$Cs,$$^{9}$$$$^{0}$$Sr,$$^{1}$$$$^{3}$$$$^{1}$$I,$$^{1}$$$$^{2}$$$$^{5}$$Sbの濃度および地上蓄積量をもとめた。またその期間の降下物の$$gamma$$線エネルギー分布の時間変化を明らかにした。一方核種の空気中濃度から呼吸による体内蓄積量と線量を、地上蓄積量から外部線量を評価した。その結果、とくに1963年の地上蓄積量からの外部線量は22.8mrem/yと、自然放射線からの線量に匹敵するものであった。また$$^{9}$$$$^{5}$$Zr-$$^{9}$$$$^{5}$$Nbの呼吸によって肺に与えた線量は3.2mrem/yであった。

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