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A Study of Destructive Energy Released at Fast Breeder Reactor Maximum Hypothetical Accident

高速炉の仮想事故時における破壊エネルギーの考察

石川 迪夫; 平川 直弘; 田坂 完二

not registered; not registered; Tasaka, Kanji

本報告書は液体金属冷却高速炉の仮想事故時における破壊エネルギー発生量についての、一つの計算方法について述べたものである。これまでの原子炉破壊実験で証明されているように、原子炉の発生しあ破壊エネルギーの形態には、瞬間的な圧力波の放出と半静的な内圧上昇であった。これは、TNT火薬爆発や高圧ガスの爆発等早い破壊エネルギ-放出に共通した現象である。高速炉の仮想事故においても同様のエネルギー放出が考えられるのは当然である。本稿の計算方法では、圧力波の発生計算なは、熔融炉心の膨張に伴なう音響インピダンス効果を用いた。また内圧上昇の計算には、これまでの実験結果から換算される破壊エネルギーの上限値が、蒸気発生に費されるとして計算を行なった。JEER炉第二次元概念設計を基に計算した結果、圧力波形態で放出される破壊エネルギーは、先劣圧力960kg/cm$$^{2}$$を持つ8MW-Sのエネルギー量であり、圧力上昇による放出は、最大圧力21Kg/cm$$^{2}$$で放出エネルギー量98MW-Sであった。この計算結果は、TNT火薬を用いて行なったモックアップによる耐爆実験の測定結果とよく一致している。

no abstracts in English

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