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A Computational method of thermal neutron scattering kernels for high temperature crystals

高温結晶の熱中性子散乱核の計算法

中原 康明; 角谷 浩享*

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高温の結晶状減連材の熱中性子散乱核の効果的な計算法を案出し、さらに新しい計算コードHIKER を作成した。高温結晶の特性を考慮した我々の方法における主要な近似は次の2つである。(1)結晶の格子振動の振動数分布の低振動数部にデバイ模型を用いる。さらに高温近似を適用すると、散乱則の計算を解析的に行うことができるようになる。(2)高振動数部に対するデバイ、ワラー因子があるしきい値を超える場合なは、ドップラー近似を用いる。上述の場合以外では、音量子展開法を用いる。このようにして我々は計算時間を大幅に短縮することに成功した上、我々の方法は高温結晶の散乱核を求める上で、非常に有効であることが分かった。HIKER コードの解説および1000$$^{circ}$$Cのジルコニウム、ハイドライドへの適用例についての議論を行った。

no abstracts in English

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