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The Use of Polycarbonate Film in High-Level Electron and Gamma Dosimetry

電子線、$$gamma$$線の大線量測定に対するポリカーボネートフィルムの利用

田中 隆一; Y.Li*; 田村 直幸

not registered; Y.Li*; not registered

ポリカーボネートフィルムの吸光度変化を利用する電子線およびコバルト$$gamma$$線の大線量測定の試験を行なった。0.1mmの厚さのフィルムが最適な試料として選ばれた。測定可能な範囲は1~300Mradであり、試料間のレスポンスのバラツキは3.5%以内であった。放射線により誘起された330mmでの吸光度は1日間の放置で7~13%フューディングするが、その後のフューディングは一日あたり約0.4%である。フューディングは線量、保存温度、フィルムの厚さ、波長に依存する。実用的な測定には1日間放置するかあるいは100$$^{circ}$$C1時間熱処理することにより吸光度を安定化する必要がある。今後10Mrad以上の大線量の測定が重要になることを考慮し、ポリカーボネートの有用性について他の線量計、特にPET、CTAフィルム線量計との比較検討を行ない、300Mrad程度まではポリカーボネートが最も有用であることがわかった。

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