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多目的高温ガス実験炉炉心参考設計Mark-III; 反応度制御素子の検討

Reference Core Design Mark-III of the Experimental Multi-Purpose, High-Temperature, Gas Cooled Reactor -Nuclear Study of Core Reactivity Comtrol System-

新藤 隆一; 渡部 隆*; 石黒 興和*; 黒木 修二*

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第1次慨念設計に先行して実施された炉心参考設計Mark-IIIIにおいて、Mark-IIでの反応度制御素子設計を見直おすとともに、その改善が計られた。その結果、次のことが明らかになった。 (1)炉構造設計上の制約で制御棒本数の増加が望めないことから、棒外径は許容しうる最大の値にせざるをえない。(2)制御棒は双子型配置であり相互干渉性が著しく、補償反応量評価精度が重要になる。(3)炉心特性上で十分な性能を確保しようとすると、制御棒の設計余裕が減る。(4)可燃性毒物による反応度補償量を増すと燃焼にともなう反応度回復量が増大し、この反応度回復量を低減しようとすれば反応度の温度効果が増す。(5)従って、この相殺効果により可燃性毒物を用いることによって制御棒で補償すべき反応度を低減化することには限界がある。(6)後備停止系については補償反応度として燃焼分を分担しないとの考えに立てば、制御棒に較べて比較的余裕のある設計が可能である。

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