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分子運動性および分子配列に着目した高圧放射線化学反応の研究

Radiation Chemistry at High Pressure: From the View Point of Molecular Motion and Molecular Align ment at High Pressure

貴家 恒男

Sasuga, Tsuneo

高圧下におけるポリマーの分子運動性およびモノマー分子の配列に着目して行なった一連の研究をまとめた。ポリマーの高圧下の照射効果の研究から、(1)圧力により架橋速度が増大し、特に二重結合を含むポリマーでは特に顕著であること、(2)二重結合を含むポリマーを高圧架橋すると架橋点はクラスター状に分布すること、(3)高圧下の分子運動性の変化と架橋反応性とは密接に関係していることが明らかとなった。エステル鎖長の異なったメタルクリレート系のモノマーおよびアクリロニトリルの高圧下の放射線重合挙動の解析ならびにas-polymerizedポリマー~モノマー共存系の圧力~体積挙動の解析から、これらの液体モノマーは高圧化で近距離秩序をもって配列することが明らかとなった。また、このような配列を起こさせる圧力はモノマーの立体的構造と密接な関係のあることを見いだした。

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