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CTAフィルム線量計の着色機構

Coloration Mechanism of the CTA Film Dosimeter

松田 光司; 永井 士郎

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CTAフィルム線量系の照射による280nmの光学密度変化量$$Delta$$OD(280)を与えるSpeciesについて検討した結果を述べる。空気中、室温で照射したCTAフィルム線量系の$$Delta$$OD(280)の後効果特性から、線量系の着色は照射中(in situ coloration)のみならず照射後(post coloration)においても進行し、照射中の着色は不安定成分と安定成分から成ることが示される。In situ Colorationの不安定成分を与えるspeciesは、$$Delta$$OD(280)の照射直後における減衰挙動とESRによる観測結果との比較により、CTAから生成するラジカルによることが明らかとなった。一方、in situ colo-rationの安定成分は、CTAおよび線量系にふくまれるトリフェニルホスフェート(TPP)の放射線分解生成物に起因するものである。また、postcolorationは主として、空気の照射によって生成するNO$$_{2}$$とCTAおよびTPPとの反応による生成物に起因すると考えられる。

no abstracts in English

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