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高温で酸化されたジルカロイ管上に生成する層構造酸化膜

Layer Structure of Oxide on Zircaloy-4 Tube Exposed to Steam-Hydrogen Mixture at High Temperature

本橋 治彦; 古田 照夫

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軽水炉用燃料被覆管ジルカロイ-4を1000$$^{circ}$$Cおよび1050$$^{circ}$$Cで水蒸気-水素混合ガス気流中で酸化させ、表面に生成された酸化膜の特性について、X線回折法によって調べた。試料表面には混合ガスの組成によって、2種類の酸化膜、即ち単斜晶ZrO$$_{2}$$から成る単層および単斜晶・正方晶ZrO$$_{2}$$とZrOからなる多層の酸化膜が生成される。単層の酸化膜が形成される場合の酸化速度は、放物線則に従っているが、多層酸化膜の場合は、酸化の初期において直線則に従っている。また多層酸化膜が形成される時、ジルカロイ中には多量の水素が吸収されている。多層酸化膜は、表面付近で単斜ZrO$$_{2}$$、中間層では単斜晶と正方晶ZrO$$_{2}$$がそして酸化膜と金属との界面ではZrOによって構成されている。正方晶ZrO$$_{2}$$は酸化時間の増加と共に単斜晶ZrO$$_{2}$$へと変化していることも認められた。

no abstracts in English

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