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Evaluation Report on CCTF Core-i Reflood Tests C1-5(Run 14),C1-7(Run 16)and C1-14(Run 23); Effects of Initical Clad Temperature

大型再冠水円筒第一次炉心試験C1-5(Run14)、C1-7(Run16)及びC1-14(Run23)評価報告書; 被覆管初期温度の影響

杉本 純; 村尾 良夫

not registered; Murao, Yoshio

本報告書は、日本原子力研究所における大型再冠水円筒炉心試験装置(CCTF)で観測された再冠水現象に及ぼす被覆管初期温度の影響について述べている。本評価報告はCCTF第一次炉心試験C1-5,C1-7及びC1-14の結果に基づいている。これらの試験における被覆管の初期温度はそれぞれ600$$^{circ}$$C、700$$^{circ}$$C及び800$$^{circ}$$Cであった。再冠水初期においては被覆管初期温度が高い程ループ流量は増加し、炉心と上部プレナムでの蓄水は減少した。炉心冷却にとって重要な炉心人口条件は被覆管初期温度の増加に対して大きな影響は受けなかった。炉心内では被覆管初期温度が高い程クエンチ点の進行は遅れたが、ターンアラウンド点までの熱伝達率はほとんど影響を受けなかった。このため被覆管初期温度が高い程最高到達温度までの温度上昇は減少した。この傾向はFLECHTにおける強制注入実験の結果と定性的に一致した。

no abstracts in English

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