飼料および飼料原料の放射線処理に関する基礎的研究

Irradiation Effect on Animal Feeds and Feedstuffs

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飼料および飼料原料の安全性の確保ならびに貯蔵性の向上に放射線照射を利用するための基礎として、殺菌効果、照射にともなう成分変化、未利用資源飼料化への応用等について検討した。飼料や飼料原料中の汚染微生物のうち問題となる病原性細菌や好浸透圧性糸状菌を殺菌するための必要線量は0.8Mredであると結論した。また、この照射にともなう飼料の主要成分や栄養価などの劣化はほとんどなく、貯蔵前に殺菌線量の照射を行うことにより貯蔵中の成分変化や養分損失を抑制できることが明らかとなった。またコンベアを用いた照射装置によるパッケージ照射を行い、飼料中の線量均一度、処理コストなど実用規模での照射技術に関する資料を得た。さらに、照射による廃液中のタンパク質の凝集や、凝集剤用多糖類の分解などを利用した未利用資源飼料化への応用の可能性を明らかにした。

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使用言語	:	Japanese
報告書番号	:	JAERI-M 83-161
ページ数	:	96 Pages
発行年月	:	1983/11
特許データ	:
PDF	:	JAERI-M-83-161.pdf:3.0MB
論文URL	:	https://doi.org/10.11484/jaeri-m-83-161
キーワード	:	放射線殺菌; 飼料原料; 成分変化; 好浸透圧性糸状菌; 栄養価; マイコトキシン; ヒスタミン; リジノアラニン; タンパク質の凝集; 多糖類の分解
使用施設	:
広報プレスリリース	:
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他機関報告書番号	:

Access	:	- Accesses
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登録番号 : M19830161
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