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模擬高レベル廃棄物固化体と岩石との熱水反応(300$$^{circ}$$C,30MPaにおける実験)

Hydrothermal Interactions between Simulated High-Level Waste Glas and Natural rocks at 300$$^{circ}$$C 300MPa

熊田 政弘; 村上 隆; 村岡 進

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高レベル放射性廃棄物の地層処分の安全性評価において、天然バリアである地層のバリア性能とその機構は重要な要素である。火成岩のバリア性を検討するために、花崗岩と玄武岩とを模擬高レベル廃棄物固化体と300$$^{circ}$$C、30MPaの熱水条件下で共存させ、その反応の相違について検討した。その結果、造岩鉱物のうち長石の溶解が反応系に大きく関与しており、花崗岩と玄武岩は熱水系における挙動が著しく異なるが、ガラス固化体と岩石とが共存した場合にはガラスの熱水下における溶解度が鉱物のそれより大きいので、系はガラスの溶解に支配され、母岩の違いによる系の差は顕著でなかった。また、廃棄物ガラス固化体から溶出した廃棄物元素のうちセシウムの一部は溶出したケイ素と統合して新しく、含セシウムケイ酸塩鉱物を形成し、ストロンチウムは反応後の固相中にとどまり、液相中にはほとんど検出されなかった。

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