検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

ポリスチレンを用いて成形したアラニン線量計

Alanine Dosimeter Molded with Polystyrene

小島 拓治; 田中 隆一; 森田 洋右; 瀬口 忠男; 吉田 健三

Kojima, Takuji; Tanaka, Ryuichi; Morita, Yosuke; Seguchi, Tadao; Yoshida, Kenzo

アラニン線量計は、放射線によってアラニンに生じるラジカルを電子スピン共鳴を用いて測定し、線量測定を行なう方法である。ガンマ線の高精密線量測定を目的として、ポリスチレンを用いて成形したアラニン線量計(PS-アラニン線量計)を開発した。PS-アラニン線量計の有効測定範囲は5~10$$^{5}$$Gyであり、50~5$$times$$10$$^{4}$$Gyでは線量に正比例し、線量応答のばらつきは10$$^{2}$$~10$$^{5}$$Gyで$$pm$$1%以内、5~10$$^{2}$$Gyで$$pm$$2%以内であった。また、線量応答は照射中の温度に依存するが、その温度係数は-40$$^{circ}$$C~+50$$^{circ}$$Cで0.29%1$$^{circ}$$Cであった。通常の保存条件下(25$$^{circ}$$C,湿度60%)では、照射後の線量応答は極めて安定しており、高温での加速試験から2%減少する期間は4年間と推定された。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.