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高遠実験炉用安全棒のスクラム特性試験結果とその解析

Test Results and Their Analyses on Performance of JEFR Safety Rod Drive Mechanism

宇賀 丈雄

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高速実験炉の開発研究の一肩として,1968年富士電機製造(株)こおいて,第2次概念設計に基ずく高速実験炉用制御安全棒の駆動機構が試作され,特性試験が実施された。特性試験の主要項目の1つに安全棒の落下特性試験があり,試験は取扱いの容易さ,経費等の観点から水中試験が選はれた。試験温度は液体Naの使用温度の粘度に相当する水温85$$^{circ}C$$に決められた。安全棒チャンネルを通過する流量は中性子吸収体のB$$_4$$Cの発熱量を80W/ccとして,冷却材の入ロ温度を370$$^{circ}C$$とした時,出ロ温度が安全棒周辺の燃料体の平均出口温良に等しい500$$^{circ}C$$が得られる25l/minが選ばれた。落下特性試験は耐久試験を合めて400回行われ,その期間中スクラム信号が発せられてから中性子吸収体が有効炉心の600mmを通過するまでの時間が525$$sim$$560msecであり,試験回数と共に増加の傾向が観察された。このスクラム時間のうち安全棒落下の初期動作を行う電磁石の釈放時間が10$$sim$$25msecであり,残りが落下時間である。

no abstracts in English

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