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核融合炉の概念と問題点,5; トリチウム生産

Nuclear fusion reactor, 5; Its concept and problems

天野 恕

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核融合反応で発生した熟は,ブランケットで吸収されて炉外に持ち出されて発電に利用される。現在,最初に実用となるものはD-T核融合炉と予想されている試 この場合には14MeVのエネルギーを持つ中性子が発生し,この中性子のエネルギーもブランケット中で熱に転換されて利用される。ブランケットからの熱の取出しには液体の金属または塩が用いられる耽 この液体(Coolant)には,もう1つ別の役目が課せられる。すなわち,D-T炉では天然には存在しないTを使用し,消費する。2GWの電気出力の核融合炉では3.45kg/hrのTの補充が必要と想定されており,これを他の手段で生産してまかなうことは経済性確保の上からは不可能であり,どうしても炉の運転に伴うTの再生産が要求されることとなる。

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