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Shape coexistence and mixing in $$N$$$$sim$$20 region

$$N$$$$sim$$20領域における変形共存と配位混合

宇都野 穣   ; 大塚 孝治*; 水崎 高浩*; 本間 道雄*

Utsuno, Yutaka; Otsuka, Takaharu*; Mizusaki, Takahiro*; Homma, Michio*

原子核における変形共存現象は軽い核から重い核に至るまで広範にわたって見つかっているが、その中でも$$N$$$$sim$$20領域における変形共存と配位混合領域は安定核から中性子過剰核に移るにつれ基底状態が球形から変形へと遷移する点で独特の個性を持っている。変形共存現象はこれまではおもに平均場理論によって研究されてきたが、最近のモンテカルロ殻模型に代表される大規模殻模型計算によってこの領域の変形共存現象が殻模型によって理解可能となったので、この講演でその結果を発表する。$$N$$=20核では$$Z$$=15から18にかけて$$pf$$殻に2中性子励起する変形バンドが知られているので、そのエネルギー準位を殻模型によって計算し、実験値を再現することを示す。さらに、この変形バンドについて、殻模型空間におけるハートリーフォック計算に基づいた平均場的理解を与え、角運動量射影をはじめとする相関の重要性を議論する。さらに、これまでよく行われてきた、配位混合を抑制した近似的殻模型計算との結果を比較し、モンテカルロ殻模型のような多粒子励起との混合を取り入れた計算が必要であることを示す。こうした配位混合は磁気モーメントに敏感に反映することを議論する。

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パーセンタイル:0.06

分野:Physics, Nuclear

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