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PDF analysis on semiconductive CdTe-ZnTe alloy

CdTe-ZnTe半導体混晶のPDF解析

米田 安宏   ; 鈴谷 賢太郎; 小原 真司*; 水木 純一郎

Yoneda, Yasuhiro; Suzuya, Kentaro; Kohara, Shinji*; Mizuki, Junichiro

CdTe-ZnTe半導体混晶はzinc-blendeタイプの構造を持つ物質として、初めて強誘電性が確認された。しかし、強誘電性領域においても構造が変化しないことから、強誘電性発現機構がいまだ明らかにはなっていない。われわれは実験室系のX線回折においてZn原子の温度因子が大きく変化することを見いだした。これは熱的揺動だけではなく、静的なdisorderが生じていると考えられる。そこで、disorderな構造を明らかにするために、高エネルギーX線回折とPDF解析を用いて改めてこのCdTe-ZnTe半導体混晶の構造解析を行った。その結果、平均構造位置からのdisorderはZn, Cdサイトだけではなく、むしろTeサイトで支配的に起こっていることがわかった。これらの原子のdisorderの結果、分極が生じ強誘電性を発現していると考えられる。

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パーセンタイル:6.64

分野:Materials Science, Multidisciplinary

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