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粒子シミュレーションで見るトカマクの微視的乱流

Microturbulence of tokamak visualized by particel simulation

岸本 泰明

Kishimoto, Yasuaki

原研ではNEXT計画の一環として、プラズマの静電的"揺らぎ"による輸送現象に着目し、粒子シミュレーション手法を用いて数値的にトカマクの輸送現象を解明する研究を進めている。ムービーの映像は、シミュレーションにおける粒子の動き、その際に発生したトカマク中の揺らぎの2次元及び3次元構造の時間変化、時間を固定したときの、揺らぎの内部構造を3次元的に示している。これまでの理論では、揺らぎのサイズは小半径に比べてはるかに小さいと評価されていたが、シミュレーションにより、揺らぎが時間とともに急速に小半径方向に連なり、小半径の1/20にもおよぶ大きな揺らぎへと成長する様子が明らかにされた。この大きな揺らぎは、周方向に回転しながら生成・消滅をくり返し、トカマク中心部からの大きな粒子・熱の流れ(異常輸送)をもたらすことが、このシミュレーションから示されている。

no abstracts in English

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