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二次冷却系用通電式ナトリウム漏洩検出器の試作試験

A study of sodium leak detector for a secondary cooling system

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高速実験炉「常陽」の二次冷却系配管におよび機器等に取付ける通電式ナトリウム漏洩検出器を開発するための配管用および弁用の検出器を試作した。この検出器の耐熱性耐湿性等を調べるとともに模擬配管において実際にナトリウムを流してその流れの状態と漏洩検出器作動特性を調べた。試験の結果次の結論を得た。(1)空気中で使用する通電式漏洩検出器は電極の耐酸化性と絶縁物の耐湿性が要求されるが、試作した検出器は良好な性能を示した。(2)1/100勾配の配管から空気中に漏洩したナトリウムは数cc/sec程度の漏洩率でも確実に1mは流れる。(3)しかし470度Cにおいては漏洩したナトリウムは直ちに発火燃焼するため、ナトリウム酸化物が配管とスチールシートとの間を埋めてしまい、漏洩率が数cc/sec以下の場合は数m以上の流れは期待できない。(4)150度Cおよび470度Cにおいてナトリウムと接触した漏洩検出器の作動は良好である。(5)ナトリウムの漏洩検出をより確実にするためには漏洩検出器をできるだけスチールシートに接近させて取付けることが必要である。(6)ナトリウムが燃焼した場合はスチールシートの継目から外に漏れやすい。

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