検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

結晶化ガラス法による高レベル廃液個化処理試験

None

二宮 正幸*; 山中 俊郎*; 仲村 繁治*; 坂根 崇*; 河村 励*

not registered; not registered; not registered; not registered; not registered

高レベル廃液の固化処理に適する結晶化ガラスの組成系を見出すための調査を前年度に引きつゞき行った。今年度の調査では主としてモデル酸化物を30wt.%含有する組成系について調査した。主結晶相として、ディオプサイド、セルシアン、ペロブスカイトの析出する系について、1300$$^{circ}C$$、2hrの溶融により得られたガラスを再加熱して結晶化させ、各系で最も結晶化状態の良かった試料を中心に、耐水性、熱的安定性等の評価を行った。その結果、モデル酸化物を30wt.%含有させた場合においても、前年度に行った20wt.%含有の場合と同様に、ディオプサイド系の結晶化ガラスが最も固化処理に適するものである事が分った。ディオプサイド系の結晶化ガラスが固化体として優れた特性を有する事が分ったが、その製造にはガラスを結晶化させるための工程が必要となる。この結晶化工程を簡略化する事を目的として、ガラスを融液から冷却する過程で結晶化させる方法について検討した。その結果、キャニスターに断熱を施しておくと、ガラスを注入後放冷する過程で結晶化ガラスが得られる事が分った。この方法によれば、従来のガラス固化と殆んど同じ方法で結晶化ガラス固化体を製造する事が可能になるものと考えられる。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.